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THE GADD GANG

土曜日の午後にこのレコードを聴いてます。86年発表、ガッドギャングの1STアルバムです。86年当時の私はまだこのような大人のサウンドに出合っておらずロックばかり聴いていました。聴く音楽の幅が広がり、ギターを弾くようになりコーネル・デュプリーが好きになり知る事となったアルバムです。当然スタッフも好きですがガッドギャングは酸いも甘いも知り尽くしたメンバーから溢れ出るリラックスとグルーヴが何より魅力です。自身より若い世代ですと90年代中頃からエリック・クラプトンのバンドでドラムを叩いていたスティーヴ・ガッドといった方が伝わるかもしれませんね。そう、その方こそガッドギャングのリーダーでございます。ガッドのメリハリと安定感、デュプリーのブルースフィーリング、ティーの癒しのローズ、ゴメスのダブルベース(←これ大事)、後にメンバーになるキューバーのバリトン(これもバリトンがいいね!)どれをとっても一流です。ジャズは少し敷居が高いと感じている方やフュージョン、ブルースが好きでもガッドギャングを聴いたことない方におすすめしたいですね。ハマったら他のアルバムも聴いてくださいね。

そんなガッドギャングからはリチャード・ティーとコーネル・デュプリーがこの世を去ってしまっているので生演奏は聴けません。86年には来日公演があったみたいで福岡、新潟、仙台、東京、高松、大阪、名古屋でライブやってます。あ~悔し~観たかった~という感情を胸にレコードを聴いとる訳です。やっぱりええで!これ。