VIXEN

一時期女性版ボン・ジョヴィとも言われたヴィクセンのデビューアルバム好きなんですよ。ポップだしいい曲も多いし。自分達で書いた曲と提供された曲では少し差を感じましたけどリチャード・マークスの”Edge Of Broken Heart”やジェフ・パリスの”Cryin'”は実際にヒットしたし良く出来た曲です。プロデューサーはスペンサー・プロファーだし最後に華やかなルックスとくれば売れない訳ないですよね。細かくクレジットを見るとスティーブ・ルカサーやヴィヴィアン・キャンベル、マイケル・ランドゥの名前もありますね。当時の人気は雑誌広告を見てもわかりますよね。バンドはメンバーの死や脱退を乗り越え今も継続中です。

現在ギターのブリット・ライトニングは亡くなったジャンに負けず綺麗で若くていいですよ。当時は年上のお姉さんバンドとして見てましたがブリットは85年生まれですから何か娘を見るような気持ちで応援しています。でもこのバンドを支えているのはドラムのロキシーだと思います。ロキシーはヴィクセンの前にMADAM X で1984年デビュー。当時22歳です。

どうです？このケバケバな感じ。左端がロキシーです。でも中身は結構ストレートなハードロックなんですよ。ギターのマキシンとは姉妹で共に演奏は上手いです。このバンド、スキッド・ロウに参加する前のセバスチャン・バックが一時期在籍していた事でも有名かな。機会があれば合わせて聴いてみてください。最後は80年代の匂いと色気がプンプンなPVをどうぞ！”Edge Of Broken Heart”ではなく個人的に好きな方の”Cryin'”で。あっ！ちなみにロキシーはスニーカー好きです。