ビス折れ

「血吸うたろか？」ではなく「ビス抜いたろか！」です。無理して回すと折れるビス、元々金属の質が弱くて折れるビスなど折れるんだな～これが。下穴のサイズが細い、浅い場合は無理して回すとメイプル材など硬い木材だとビスが負けます。ですからギターの場合多いのはペグビス、エスカッションビス（メイプルトップのLPなど）です。今回はレスポールのエスカッションビスが折れて埋まっています。現在はすぐ横にビスが斜めに突っ込まれ止まっています。スクリューレスキューなるビットを使って抜きたいと思います。

要はビスの周りを掘り下げてビスを抜いて、広がって空いた穴を同じサイズの木を埋める補修です。では掘ります。

今回は深そうですね。（2枚目ピントずれました。すみません）でっかいサツマイモとか長いゴボウを掘ってる気分です。更に掘ります。

抜けた！ビスの8割位埋まってましたね。あ～スッキリした。身体に刺さったままの鉛筆の芯やシャーペンの芯と同じく気持ち悪い方は抜いた方がいいかもしれませんね。広がった穴はトップ材と同じメイプルで埋木を作り補修します。今回はエスカッションで補修痕が隠れますので良かったです。