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ブルース・フェアバーン

カナダのバンドやミュージシャンを知らない間に好きになっている事が多いんですよ。で、気が付けばこの人の仕事も好きなんですよ。ブルース・フェアバーン。80年代のハードロックが好きな方なら一度は聞いたことある名前ではないでしょうか。カナダのプロデューサーです。爽快感と言いますかスカッとした音作りが特徴で、あのアルバムのプロデュースがブルース・フェアバーンだったらな~とか勝手に考えていた事もあるんです。(そう言うのないですか?)それでもってよく聴いていたのがBLACK 'N BLUEの 2ND 「Without Love」です。

ディーター・ダークスがプロデュースした1stと比較するとポップ感は増したものの曲良し、演奏良し、プロデュース良しのアルバムです。これでBLACK 'N BLUEもメジャーなバンドにランクアップか!と思っていましたが、そこまで爆発せず次のアルバムはハードさを取り戻すべくジーン・シモンズがプロデュースする事に。その後の爆発もありませんでしたが彼らのアルバムでは「Without Love」が一番良かったのではないかと思います。その証拠にこのアルバムを聴いたジョン・ボン・ジョヴィが次のアルバムはブルース・フェアバーンにプロデュースを依頼してるんです。それで完成したのがメガヒットアルバム「Slippery When Wet」です。

ブルース・フェアバーンとボブ・ロックのコンビ、ここでもいい仕事してますな~そう言えばこのアルバム左側がオリジナルです。右側はPMRCの影響か分かりませんがセクシーだの過激だの言われて差し替えられたジャケットなんですね。当時もそこまで度を超えたエロさは感じませんでしたけどね。(日本はそのまま発売されたし)そんな事言ったらこっちの方がセクシーでしたけどね。

どうです?リタ・フォード。PLAYBOY誌の表紙かと思いましたよ。しかもLiTAの文字はピンクやし。ほんでからこれは?

バックが真っピンクのケバケバ MADAM X 。これの方が過激な気がするな~(あっ!脱線した)BON JOVIは次のアルバム「NEW JERSEY」もブルース・フェアバーンがプロデュースしてます。その他、個人的に好きだったのはDAN REED NETWORKです。

ハードロックと言うかミクスチャーなバンドです。ダン・リードの才能とブルース・フェアバーンの音作りが絶妙なアルバムです。機会があれば聴いてみてください。本当か分かりませんがドッケンの「BACK FOR THE ATTACK」をブルース・フェアバーンがプロデュースするなんて話もありました。していたらどうなっていたか聴いてみたいですね。残念ながら1999年にブルース・フェアバーンは亡くなりました。生きていたらどんな名盤を送り出したかと思うと本当に残念です。それでも彼の音は今でも生きている!!ほんでええ音や!聞いた事あるアルバムない?

コメント: 1
  • #1

    OSM (月曜日, 29 8月 2022 18:25)

    80'sでプロデューサーと来たら最初にデスモンド・チャイルドが浮かびましたわ。そしてwe are the worldで指揮棒を振るクインシー・ジョーンズも。