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ジャガー ブリッジ交換

ジャガーやジャズマスターはブリッジにテンションが掛からず弦落ちするとかこのブリッジ特有の音が好みでない、スイッチを全然活用していないなどルックスは大好きなのに思いっきり使えないストレスを抱えている方も多いでしょう。配線をシンプルに変更する人、バズストップを付けてテンションを稼ぐ人、ムスタングサドルに交換する人と様々です。今回はブリッジをTOMブリッジに交換して弦落ちの解消、ブリッジ特有の音の変化を目指します。このブリッジの音が好きな方は少し変化しますのでよく考えてから交換した方がよいかもしれません。ではブリッジを外してみます。

ブリッジのスタッドを受けるアンカーが打ち込んであります。作業の邪魔になるのでピックガードも外します。そしてアンカーを抜きます。

タイトに打ち込んでいますのでボディに傷が付かない様に抜きます。インストールはGOTOH GE103B-Tです。スタッドの間隔が違いますので採寸してから下穴を開け直します。ほんの少しズレるだけなんですけどね(穴の直径は違います)

空けました。少しズレて少し大きいんです。(あんまりわからないですね)GE103B-Tのアンカーを打ち込みます。

で、もう一つ加工が。ピックガードのアンカー部分の穴が小さくて干渉しますので広げます。

ピックガードを戻してブリッジを乗せました。ゴールが近いです。

このブリッジサドル、溝が切られている様で切られていませんので弦に合わせて切りました。この作業がないと弦落ちが解消しません。弦を張って弦高、オクターブ調整をすれば完了です。好みの音に変化しましたでしょうかね。これでも激しく演奏して弦落ちする場合はバズストップを追加してみてください。